May.31.2012 コザ Koza


コザは、沖縄本島中部、米軍嘉手納基地の城下町。基地周辺には、米軍関係者向けの店が並び、看板も日本語表記よりローマ字表記の方が大きく、米ドルもそのまま通用します。米軍の基地の島という、沖縄の一つの姿を感じられる街です。



























大きな駐車場を持つ、複合商業施設。今では日本のどこにでも見る、このスタイルの商業施設も、アメリカ発祥のもの。それが最初に持ち込まれたのが、米軍占領下の沖縄でした。








コザには、アーケードの商店街もあります。こちらは米軍ではなく、地元民向けのローカルな商店街。



ゆんたくする地元のおじいとおばあ。








沖縄そば。本土にも数多くの沖縄料理の店ができ、いまやメジャーになっているので、そこまで説明の必要もないでしょうが、沖縄のそばは、蕎麦粉は使わなず、普通の中華麺と同じ製法の麺を使います。


スーパーのお惣菜。てびち、は豚足のこと。てびち煮も、沖縄の代表的な料理です。




スーパーに並ぶ、沖縄の魚たち。


コザは、かつてはコザ市という一つの行政区域で、当時は全国唯一のカタカナ名の市でしたが、市町村合併により、沖縄市となっています。沖縄市は、人口13万の、沖縄県第二の都市ですが、中心市街地のコザ中心部では、空洞化が進んでいます。大型の商業施設のコリンザのテナントも、このような様相でした。


そこで、沖縄市は、音楽のまちを宣言し、2007年に、ライブ会場を中心とした複合施設、コザ・ミュージックタウンをオープンさせました。もともと、基地の町として、多国籍文化が根付く町。また、沖縄は、数多くの全国区のミュージシャンを排出する、音楽の盛んな土地。この取組みで、町が活性化することを願うばかりです。






さて、コザの散策も終え、那覇に向かいます。国道330号線には、那覇行きの路線バスが頻繁に走ります。



米軍普天間基地。


那覇中心部は、渋滞するので、おもろまちで降りて、モノレールに乗り換えます。



モノレールから見る、那覇中心部。


正面は沖縄県庁、右手は商業施設のパレットくもじ、左手は沖縄銀行。沖縄県の行政の中心です。


今日の飛行機で東京に戻るので、今回は那覇市内は素通りで、那覇空港に行きます。なお、那覇は以前に行ったことがあるので、そのうちその記事も書きます。


沖縄は日本国内なわけですが、免税店があります。これは2002年の沖縄振興特別措置法の改正によって創設された制度で、那覇空港発の本土行きの航空券があれば、関税が免除されるというものです。韓国やグアム、サイパンのように、近場の外国に行く際は、免税店でのショッピングが出来るのに対し、本土から同等の距離にある沖縄では、国内であるがゆえに免税店ショッピングが出来ないというのが、観光振興の面で不利に働いていたので、このような措置が採られたのでしょう。


那覇空港を飛び立ちます。東シナ海側の空港から飛び立てば、直ぐに向こうに太平洋が見え、沖縄島が細長い島であることがわかります。しかし、那覇は都市圏人口80万の大都市。奄美第一の都市、名瀬と比べても、同じ離島であってもその規模の違いは歴然で、ここが、沖縄の「首都」であることがわかります。

さて、鹿児島から沖縄まで、列島を一つ一つ巡る旅、いかがだったでしょうか。海外の珍しい国に行くのもいいですが、日本の国内にも、このような個性あふれる島々があります。この連載を読んで、少しでも行ってみたいなと思ってもらえたら、嬉しいです。