Dec.14.2012 ロサンゼルス Los Angeles


かの有名なHOLLYWOODの看板は、かなり遠くにあるのを超望遠で撮っていたのですね。
サンフランシスコから夜行バスで一晩、ロサンゼルスにやって来ました。

ロサンゼルスでは、自転車がパンクしました。道を走っていたら、一寸釘がゴッスンと突き刺さる悲劇。
というわけで、今日は宿に自転車を置いて、メトロと徒歩で街歩きでした。


ロサンゼルスには、北米最大の日本人街、リトルトーキョーがあります。自転車がパンクしたのが、夜行バスの到着したバスターミナルの近所で、この小東京のそばでした。結局今日は、ここで多くの時間を過ごしたので、今日はここのお話です。

リトルトーキョーと呼ばれる地区は、今までの日本人街とちがい、はっきりと一つの街区として存在する規模のものです。今日はそこで雑貨店を営む、在住約年になる日本人のおじさんに話を聞くことができたので、そんな話を書きます。以下はすべて伝聞で、裏は取ってないのですが、読みやすさのため直接体で書きます。

リトルトーキョーには、大きめのショッピングセンター一つと、商店街的ショッピングモール一つ、その他集合住宅に商店といったものがあります。かつてはこの一帯、すべて日本人が住んでいて、一大コミュニティが形成されていました。
しかし、現在は在住日本人、日系人の高齢化が進んでおり、寂れる一方です。一つには、アメリカも景気が悪い中で、わざわざアメリカを目指さなくなったこと。もう一つは、在外勤務で来る日本人は、治安の悪いダウンタウンのここではなく、治安の比較的良いとされる郊外の街区に住むようになったことが挙げられます。つまり、リトルトーキョーでは空洞化現象が起きているのです。
それが如実に現れているのは、ショッピングセンターのテナント。かつてはスーパーヤオハン(かつての日系スーパーの代名詞存在)、後にミツワが入っていたのですが、撤退し、現在は韓国系スーパーに取って代わられています。
日本人が去った後に韓国人が進出するというのは、日本人街でよく見られる現象です。今では寿司屋も多くは韓国人経営。韓国人は飲食店を開業する際、日本料理店をやることが多いため、寿司屋が乱立します。大きくない街区に不相応に寿司屋が多い(かつ質が低い)ので、みんな共倒れ状態です。飲食店が増える要因の一つには、アメリカの永住権獲得のためというのもあるようです。

話をしてくれたおじさんは、70年代に20代後半で渡米。かつては飲食店経営などもやっていたそうですが、「弁護士」というものに対しては、かなりマイナスのイメージを持っていました。
アメリカは弁護士が約100万人と圧倒的に多く(日本は約3万人)、しかも基本的にタイムチャージ(相談時間に応じ弁護料を算出する方式)なので、何かにつけてはミーティングを持ち、時間を稼ぎ、高額の代金を請求してくる輩が多いと言います。
結局のところ、食えない弁護士が、カモを見つけてたかってるという事なのでしょうが、こうなると社会正義も何もあったものではないですね。言葉の不自由な移民の一世などは、絶好の標的なのでしょう。この国にいると、自由の弊害というものが、こうして現実に見えてきたりします。

アメリカで商売をしていると、(良くも悪くも)日本人は人がいいと思うことが多いそうです。そのくらい、ここは生き馬の目を抜く世界。ピンポンとドアチャイムが鳴れば、とりあえず玄関をあけてしまう日本人の行動は、こちらでは文字通り命取りです。
でも、日本人が悪いのだとは私は思いません。それだけ、日本という国は住みやすい国なのだと思います。このことの大切さは、日本にいると気づかないものですが。ただ、海外に出たら、その感覚は捨てなければならないということも、肝に命じる必要があります。



リトル・トーキョーが日本らしいのは、実質的にこの日本村プラザくらい。


最近は日本でも見かけなくなった、二宮金治郎像。


日系スーパーには、日本からの輸入品が並びます。



さくで魚を売るのは日本式。


カリフォルニア産みかん。あじは少し酸っぱめ。


アメリカ現地生産の、日本ブランドの商品。値段も現地価格。


こちらは日本からの輸入品。シールで成分表示等がなされます。値段は輸入品価格でかなり割高。


リトル・トーキョーショッピングセンター。リトル・トーキョーの中心のはずなのですが、中はかなり寂れていて、大型スーパーを除けば、あとは雑貨店等がちらほら入るのみと、空洞化を象徴します。


元々ヤオハン、ミツワと大型日系スーパーが入っていた場所。


今は韓国系スーパーに取って代わられました。



もっとも、日本の商品も、一部で取り扱っています。



現地発行の日本語新聞社。1903年創刊の歴史ある新聞で、発行部数約4万5000部、米国最大のに日本語新聞です。しかし、他の出版社同様、ネットの普及の影響で、厳しいようです。


日系アメリカ人といえば、エリソン・オニズカ宇宙飛行士。チャレンジャー号の事故は、リアルタイムでは幼すぎて知らないはずですが、小さい頃見ていた宇宙関連番組で、強く印象に残っています。

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