Jan.30.2013 天空の城 マチュピチュ Machu Picchu




マチュピチュは、インカ帝国によって造られた空中都市。その極めて特異な存在場所から、スペイン人侵略者による破壊を免れ、いつしか滅び、20世紀初頭に再発見されるまで、アンデスの深い山中に埋もれていた都市遺跡です。

その圧倒的な景観と、南米という日本から見て遙か遠方にあるその行きにくさから、多くの日本人が最も行ってみたい世界遺産に挙げます。そして私が訪れた日も、個人旅行者、団体旅行者、老若男女、かなりの数の日本人が見られました。
そんな、南米観光の定番中の定番、ベタ中のベタではありますが、やはり素晴らしかったです。写真やテレビで何度もこの景色は目にしているはずですが、それでも実物を目の前にした時、目を奪われてしまう存在感は、圧倒的でした。


もっとも、この日は、午前五時に起床した時点では激しい雨。午前六時半にマチュピチュに到着した時点では、遺跡は雲の中。霧に包まれ殆ど何も見えませんでした。




しかし、次第に霧は晴れていき、雲間からその全貌を覗かせました。


そして、最後には、太陽が姿を現し、この空中都市を、明るく浮かび上がらせました。
その移ろいの様子はそう、まさに、映画「天空の城ラピュタ」の世界。








住民が居なくなった今も、インカの街並みは残り、水道は水を流し続けます。





マチュピチュが滅びた時、それを伝えるものはありませんでした。今もここには、多くの謎が残されています。この都市が、何のために造られたのか、仮説は立てられても、真実を知る方法はありません。ですがその謎がまた、後世の人の想像力を掻き立て、感動を呼び起こすのだとすれば、謎が謎であることに、その価値があるのかもしれません。

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