Mar.12.2013 バリローチェ Bariloche


エスケルから北に4時間ほど、国道40号線を北上し、バリローチェに向かいます。エスケルの町を出るとこのような風景。わかりにくいですが、画面中央から右に見える土手のようなものは、パタゴニア鉄道の路盤です。ここをオールド・パタゴニア急行に乗って走るはずでした。


エスケルを出て2時間ほどはこうした乾燥した草地が続きます。


バリローチェが近づいてくると、山は森林地帯に。


そして湖。バリローチェはパタゴニアの湖水地方。豊かな水が美しい緑を育みます。


バリローチェの町は、スイス系の移民が築いた町。スイス風の建築が随所に見られ、周辺の風景と相まって、南米のスイスと称されます。



教会も尖塔がそびえ、スペイン系のそれとは一線を画します。





郵便局など、公共の施設も、スイス風の建築です。


鉄道駅。 週一本月曜日15時に、大西洋岸のリオネグロ州とブエノスアイレス州の州境の町、ビエドマ行きの列車が発車します。国鉄を州単位で分割してしまったため、その先ブエノスアイレス州へ連絡する鉄道は廃止され、首都ブエノスアイレスへ列車のみで行くことは出来ません。
日本でも、JR各社間の直通列車は削減される一方で、会社境の連絡は不便になっていますが、アルゼンチンでは分社化の弊害がより露骨に現れたと言えます。




バリローチェの町は、湖畔の傾斜地に、湖にそって目抜き通りが走ります。


中心部の公園からは、美しいナフエル・ウアピ湖が望めます。


そして、湖を見下ろす各所に建てられた木彫りの像。先住民族の文化でしょうか。北米北方先住民のトーテムポールや、アイヌの木彫り、森と水の豊かな寒冷地では、このような木彫りの像の文化が育つのでしょうか、興味深いところです。

バリローチェは、街自体は小さなもので、中心部を見て回るだけなら半日で十分な大きさです。乾燥した草原が国土の大半のアルゼンチンにおいて、風光明媚なここは人気の観光地、周辺の自然を満喫する形で楽しむようです。冬にはスキー客で賑わい、冬には完全に閉ざされる南部パタゴニアとは異なる、北部パタゴニアの姿が見えます。

さて、明日はバスで22時間、首都ブエノス・アイレスまで移動します。

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