Apr.16.2013 キト Quito


かつてインカ帝国の北の都として栄えたキトは、スペイン植民地下でも中心として栄え、旧市街は今も植民地時代の400年前の街並みが残る、見事なコロニアル都市です。


カテドラルと大統領府。市の中心、独立広場に面します。


ラ・メルセー教会・修道院を望む街並。



サン・フランシスコ広場。








平日でも、街はかなりの賑わいを見せます。


市の中心、独立広場。


大統領府を守る衛兵。



現在も閣議が開かれる部屋。歴史的建造物の姿を残しながら、スクリーンやインターネットなどを整備した実用的な作りになっています。


歴代大統領の肖像画の飾られる部屋。ちなみに、現在の大統領は、公私の区別をつけるため、この宮殿には住んでおらず、執務のために通勤してくるそうです。





キト旧市街は、どの道を歩いても、見事なコロニアルの建物が立ち並ぶ街でした。

  
かわって、新市街、マリスカル地区。中心のプラサ・フォッチ。オシャレなカフェが立ち並び、深夜まで賑わいを見せます。





標高4000m~6000m級の山に囲まれ、標高3000m弱の谷間に広がるキトの街は、人口約210万人が暮らす、エクアドルで二番目に大きい都市です(一番はグアヤキル、人口約300万人)。歴史
的建築の残る旧市街と、近代的な新市街マリスカル地区を中心に、南北に細長く市街地が伸びます。必然的に、南北に限られたメインストリートは、渋滞も多く通り抜けるのに時間がかかりますが、専用レーンを設けたメトロバス、トロリーバスが3本のメインストリートを走り、市民の足となっています。終点のターミナルからの接続のバスも通算運賃で、一乗車0.25ドル≒25円で移動出来ます。
もっとも、地域の南北の端に位置するバスターミナルまでは、セントロから1時間は見積もらなければならないので、やはり時間の面で、南北に一本地下鉄を走らせれば、格段に利便性は上がるのになと思うところです。


エクアドル”Ecuador”は、スペイン語で「赤道」の意。その名の通り、赤道は、エクアドルを横切ります。キトの市街の北方約22kmに赤道が通り、そこには赤道を示すモニュメントが立ちます。


もっとも、GPSによる正確な測定ができるようになり、このモニュメントは本当の赤道から、約200mほどズレていることがわかりました。


本当の赤道地点には、それを示すミュージアムがあります。


赤道では、自転の影響を均等に受けるので、卵が立ちます。(他の場所では立たないというわけではありませんが、少なくとも日本でやるより立ちやすいでしょう)。


そして、コリオリの力(転向力)の実験。静止画では表現しきれませんが、この赤道の真上では、水は渦を作ることなく流れ落ちます。ところが、1mでも北半球側にずらせば、反時計回りの渦を作り、南半球側にずらせば、時計回りの渦を作ります。地球の大きさからすれば、ほんの僅かな場所の違いで、本当に影響が出ているのかは確かめようがありませんが(シンクの置かれる地面に傾きがあるとかでも影響は出そうです)、少なくとも、ここで目にした事実は何度実験をしてもそうでした。特に、赤道直下で、水が垂直に落ちるというのは、細工の仕様がないように思えます。

キトという名前は、インディヘナの言葉で、中心という意味だそうです。GPSも何もない時代から、インカの人々は、天文学の知識から、ここが赤道=中心の通る場所と理解していたことがわかります。

明日は、キトを出て、コロンビアに向かいます。

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