May.2.2013 帰国 End of the journey


ロサンゼルスを出発した飛行機は、11時間強のフライトの後、成田国際空港に着陸しました。日付変更線を跨いだので、日時は5月2日午後8時。16時間の時差に、11時間のフライトなので、5月2日はほぼ消えた一日になります。
日本に戻るのは、再出発の1月16日から3ヶ月半ぶり。久しぶりと言えば久しぶりですが、そこまで違和感はありません。幾度も長旅を繰り返していると、久しぶりに帰るこの感覚にさえも慣れてしまっている。そのことが意外でした。
もう5月に入ったというのに、えらく肌寒い東京。長袖の上着を取り出し、帰路につきます。

今回の旅(12月6日以降)で訪れた国は、順に、中国、カナダ、アメリカ、メキシコ、キューバ、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、エクアドル、コロンビアの14カ国。約5ヶ月間の旅でした。一箇所に長居すること無く、常に移動し続けていたにも関わらず、これだけの日数を要したことからも、アメリカ大陸の広さを実感します。

アングロアメリカは、予めの情報も多く、意外性がないことは想定内でした。しかし、ラテンアメリカは、地球の裏側で「世界の果て」というイメージから、全く違う世界を想定していましたが、行ってみれば案外普通で、それが予想外でした。ヨーロッパ人観光客も多く、市民生活レベルでもヨーロッパとの繋がりは強く(例えば、ラテンアメリカではどんな食堂でも、リーガ・エスパニョーラのサッカー中継が放映されているし、ヨーロッパでは各地にアルゼンチンビーフのステーキ屋があります)、全てにわたってヨーロッパ的でした。考えてみれば、ヨーロッパから南米というのは、直行便が数多く飛び、距離的にも近く、時差も、例えば夏時間のサンパウロと冬時間のロンドンでは、2時間しかありません。そう、日本から見れば、最も遠い場所であっても、現在の世界の基軸である、西洋文明の中心地からの距離は遠くはないのです。そして、日本に帰ってきた私は思ったのでした。世界の果ては、彼処ではなく、此処なのだと。

ラテンアメリカでは、出会う旅人も多く、数多くの旅仲間が出来たことも、この旅の良かったところでした。日本にいては、出会わないであろう人たちと、仲良くなれるというのは、旅の醍醐味の一つではないかと思います。その意味では、今回は大変恵まれた旅であったなと思います。

想定外であったのは、この急激な円安です。出発時点では1ドル79円であったのが、今や1ドル100円。この短期間で大きな物価変動はありませんから、すべての国で自分だけ物価が25%上昇したことになります。これは相当に痛手でした。

これで、ひとまず、今回の旅の実況中継編はおしまいです。あとは、気が向いたときに、旅で気づいたことを、コラムのように書きたいと思います。

なお、このブログは、今回の旅で終わらせるつもりはなく、また日帰りから長期まで、旅に出ることがあれば、今まで同様に記事にしていきたいと思います。とりあえず、空いた時間に、今一度、東京を散歩してみようかなとも思っています。

それでは、また。

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