北大東島


南大東島の北8kmに浮かぶ北大東島。南大東島と同じく隆起珊瑚の島です。南大東島と異なるのは、かつて燐鉱石が採取されたこと。その関係で、南大東島の南150kmに浮かぶ無人島の沖大東島も北大東村に含まれています。今は北大東島も燐鉱石の採取は行われておらず、かつての工場が廃墟となって残るのみです。


大東諸島は、周囲約300kmにわたって島がない絶海の孤島、海底火山の頂上に出来た隆起珊瑚の島で、周囲はすぐに水深が1000m近くになるため、海の色が違います。沖縄の海がエメラルドグリーンならば、こちらはコバルトブルーといったところ。深い深い青色に吸い込まれそうな錯覚さえ覚えます。


北大東島は、隆起珊瑚の外壁が島内にはっきりと残り、屏風のように聳えます。壁には人の手が入っておらず、大東島固有の生物が数多く棲息しています。


南・北大東島には、4日に一度、那覇から貨客船がやってきます。しかし、南・北大東島には、その島の形状から埠頭が作れず、接岸できる港がありません。そこで、船を岸壁の沖合に係留し、クレーンで荷下ろしをしますが、人も例外ではありません。人も籠に乗せられ、クレーンでつり上げられ、乗船・下船するという、不思議な体験をすることができます。

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