佐原


千葉県北東部の水郷地帯の街、佐原は、江戸時代に利根川水運の中継地として栄え、今も小江戸と称される街並みが残っています。









古い街並みが残る地区は小規模ですが、小野川に沿って江戸時代さながらの風景を目にすることができるのは見事です。東京から1時間半ほどの所ですので、天気のよい休日に、ふらっと行ってみるのもよいですね。

鼠ヶ関


羽越国境の街、奥州三関の一つ、鼠ケ関。日本海に面したこの街は、小さな街でありながら、新潟県と山形県の県境が集落内に走る珍しい街です。
経済的には一つの街ですが、行政面では県境に応じており、山形県側の集落内には小学校があるにもかかわらず、新潟県側の家の子供は、遠く離れた隣の街の小学校までスクールバスで通学しているそうです。かつては越境通学も柔軟に対応していたようですが、最近はそうでもないようです。
鼠ヶ関は、山形県一の水揚げ量を誇る漁港で、日本海の地魚を味わえるのも魅力です。日本海側を北上する際に、立ち寄ってみるのもよいですね。



飛島(山形)


飛島は、日本海に浮かぶ山形県唯一の有人離島。周囲約10km、人口250人弱の小さな島です。行政的には酒田市に属し、酒田港から貨客船が出ています。


集落はすべて本土に面した側に、海岸にへばりつくように家々が立ち並び、漁船を構える漁業の島です。



対岸には、美しい鳥海山の姿を望むことができます。この日は快晴で、景色も鮮やかでしたが、飛島航路は、冬は荒れると1週間船が出ないこともあり、飛島は冬の嵐に孤立することになる、そんな厳しい島でもあります。

粟島(新潟)


粟島は、新潟県の日本海に浮かぶ離島、周囲23km、自転車で2、3時間で一周見て回れるくらいの小さな島です。全般的に切り立った崖に囲まれ、美しい海岸線が特徴的な島です。


粟島は、小さい島ながら、粟島浦村という一つの独立した自治体になっています。人口369人の小さい村です。


内浦は、本土からの船が到着する、島の主たる集落で、島内で唯一まとまった平地があり、公共施設、住居や民宿、商店などがあります。


釜谷の集落は、断崖の海岸線にへばりつくように形成された集落で、細い路地が特徴の密集した街並みです。


釜谷には、かつては小学校の分校がありました。今も集会場として使われており、時が止まったような空間があります。


粟島の主産業は漁業で、郷土料理として、焼いた魚を葱、味噌、水とともに、曲げわっぱに入れ、焼いた石を入れて煮るという、わっぱ煮があります。食堂でも食べることができて、大変美味しいです。


粟島には、新潟県本土の岩船港から、高速船とフェリーが就航しており、高速船で55分、フェリーで1時間半で渡ることができます。